難関資格のひとつに気象予報士試験があります。
合格率は5%ほど。
なぜこれほど合格率が低いのか。
その理由を、実際に気象予報士試験を受験した筆者が考えてみました。
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【2024年】気象予報士試験の難易度・合格率は?何が難しい?
気象予報士試験の合格率は5%前後。
一回で合格する人は1%以下で、何回も受けてようやく合格を掴み取る人が多い資格です。
難しいって、何が難しいのか?
私も気象予報士試験の勉強を始める前、疑問に思っていたことです。
この答えが、実際に受験してみてわかりました。
今回は私の考える、気象予報士試験の難しさについてお話しします。
内容の難しさ
一般知識で言うと、初めて気象学に触れる方にとっては 難解です。
メカニズムの理解などには時間がかかりますし、高校の物理・化学がわかっていないと熱力学の分野は???という感じだと思います。(最悪丸暗記でも試験は対応可)
理解できるのに時間がかかるのです。
ただこれは、元々気象が好きで本で勉強していた、学校で専攻していた場合などは解消されます。
また、時間をかけ勉強を重ねると理解も深まっていきます。
専門知識については、本当に 知識勝負。
知っているか知らないかで合否が決まるような気がします。
参考書に載っていないような内容も試験には出るので、気象庁のサイトを参照したり、論文を読んだり、とにかく知識がある人が受かります。(全部が全部そう言う問題ではないので、そこは落としても合格できるようにはなっているはずです。)
私が受験した第55回試験では、解答速報が業者によって違う、と言う設問がいくつかありました。
専門家でも意見が異なるような問題が出るんです。笑
まぁでもそんなこと言ったらキリがないので、絶対落としてはいけない問題を落とさないことが大切です。
範囲の膨大さ
膨大すぎて、一周勉強終わる頃には最初にやったところを忘れてます。
一般・専門分野はマークシートの試験ですが、 曖昧な知識では太刀打ちできない選択肢になっているので完璧に覚える・理解する必要があります。
「あれーどっちだっけ〜」となること多発します。
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学科は15問中4問しか間違えられない
これも合格率の低さに影響していると思います。
マークシート式の試験では、かなりの問題数があって、7〜8割以上で合格というものが多いかと思います。
気象予報士試験では一般・専門それぞれ15問しかでないのです。
1問1問の重みがすごいんですよね。
基本的には合格点が11点/15点ですが、これが結構難しい。
1点足りなくて不合格、と言うのはかなり聞きます。
膨大な範囲の中から、厳選された15問だけ出題され、4問しか間違えられないと言うのは気象予報士試験の難しさの要因であると考えます。
※合格ボーダーは下がることもあるので11点とは限りません。
学科試験に合格しないと実技試験の採点がない
試験の特徴ではありますが、いくら実技試験が良くできたとしても、一般もしくは専門科目が不合格の場合、採点すらしてもらえません。
学科試験は一度合格すると1年間の免除がありますが、結局総合的にできないと合格はもらえないんですよね。
これは合格率が低い理由でもあると思います。
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まとめ:【2024年】気象予報士試験の難易度・合格率は?何が難しい?
気象予報士試験、合格したものの、次受験して受かるかと言われたら多分落ちます。
相当勉強しないと難しいですし、受験した回の試験内容とたまたま相性が良かった、という”運”みたいなものもあると思います。
改めて気象予報士試験は難しいんだなぁと思いました。
でも!受かります!受かるものです。
勉強して勉強して、受かるんだ!と言う強い気持ちを持って合格を掴みましょう!
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ちなみに気象予報士1発合格できた私が最初の勉強に使ったのがユーキャンです。取っ掛かりにはすごくおすすめなので、合わせてご覧ください。
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