「防災士研修ってどんな感じ?資格取得試験は難しい?」という受験するかどうか悩んでいる方に向けて、実際に防災士研修と資格取得試験を受けてきたのでレポートします。
(後日追記:無事に合格しました!)
事前課題や当日の会場の様子、試験の内容や難易度…私が研修を受ける前に不安に思っていたことを中心に書いていきます。
防災士を申し込むか迷っている方、申し込んだけど試験が不安…と言う方、ぜひご覧ください。
【2024年】防災士 試験問題の内容・過去問は?難しい?研修・試験を受けてきました。体験レポート
防災士資格とはどんなものなのか、試験はどういった形式なのか、など概要はこのブログでは省きます。
実際に私が体験したことを中心に書いていきます。
試験から1週間後、試験の結果が届きました。無事に合格しました!(全問正解だったらしい…!)
私は「防災士研修センター」の救急救命講習、講義、試験、申請、全てを含むコースを申し込み、受講しました。
防災士研修センターで申し込むとラク
個人で申し込む場合、一番ラクなのは「防災士研修センター」での申し込みだと思います。
日本防災士機構への防災士資格取得試験の受験申請や防災士資格認証の登録申請などを代行してくれる他、救急救命講習もセットになったコースもあるので、ラクチンです。
自治体や大学開催もあるようですが、参加条件があったりいろいろ手続きを自分でする必要があります。
手間をかけたくない方は、防災士研修センターがおすすめです。(ほとんどの方がここで申し込んでいるのではないのでしょうか…?)お値段も一応記載しておきます。
防災士研修講座受講料 | ¥53,900 |
防災士資格取得試験受験料 | ¥3,000 |
防災士資格認証登録料 | ¥5,000 |
総額 | ¥61,900 |
防災士 研修当日まで
直前だと満席になっていることが多いので、早めの申し込みがおすすめです。
私はちょうど1ヶ月前に申し込みをしました。入金確認ができるとすぐ教材一式をレターパックで送ってくださいます。
テキストは結構な分量あるので、遅くとも2週間前から読み進めることをおすすめします。事前課題も量あります。
事前課題は、穴埋めで答えは全部テキストの中にあるので難しくはありません。
私は線を引きながらテキストを読んで、1章終わるごとに課題をやって復習しました。
穴埋め箇所が必ずしも重要ワードとは限りません。え?ここ穴埋め?的なところも多々あります。笑
この試験対策ブック、試験合格のためには必須です。これをやれば、ほぼ合格できると思います。
章ごとに要点のまとめと、練習問題、最後に模擬試験が2本あります。
テキストは量あるのですが、面白いので難なく読めます。
試験勉強もあるので、遅くとも2週間前から取り組みましょう。
防災士研修当日の様子
会場の様子・参加者の様子
東京・田町にあるグランパークの会議室で行われました。
8:50入場開始で、初日は5分前に到着したのですが、9割くらいもういました。笑
2日目は15分前に到着したのですが、もう会場オープンしていて、3割くらいの方が着席していました。
参加者は100人ちょっと。属性はバラバラでした。
学生さんらしき方からご年配の方まで。男女比も偏っている印象はありませんでした。
席は自由席なので、希望の席があれば、早めに行くといいでしょう。
研修スケジュール・内容
コースによって異なると思いますが、参考までに。私が実際に受けた研修のスケジュールはこちらです。
日程 | 1日目 | 2日目 |
開場時間 | 8:50~9:05 開場 | 8:50~9:05 開場 |
案内 | 9:05~9:30 出席確認・オリエンテーション | 9:05~9:30 出席確認・防災士資格取得試験について |
1時限目 | 9:30~12:50 救急救命講習 | 9:30~ 10:30 防災士に期待される活動 |
2時限目 | 10:40~11:40 地震・津波による災害 | |
3時限目 | 11:50~12:50 地震・津波への備え | |
昼休み | 防災ビデオ | 防災ビデオ |
4時限目 | 13:40~14:40 気象災害・風水害 | 13:50~14:50 企業・団体の事業継続 |
5時限目 | 14:50~15:50 土砂災害 | 15:00~16:00 災害情報の活用と発信 |
6時限目 | 16:00~18:10 被害想定・ハザードマップと避難情報(演習) | 16:10~17:10 自主防災活動と地区防災活動 |
7時限目 | 17:30~18:30 防災士資格取得試験 |
配布書類など
初日は、案内やレジュメ、防災士認証登録申請書、救急救命講習テキスト等が配布されます。(椅子に一式置いてある)
1日目:オリエンテーション
出席確認は名刺サイズのカード(研修中は配布されるネームホルダーに入れて首にかけます)と受講票です。
防災士認証登録申請書の説明があります。
これに記入し、写真を貼り付け、2日間の研修の間(昼休み等)に提出します。
2日目:防災士資格取得試験について
スライドで試験についての説明があります。説明に加えて、例題・解説(4問)と要確認事項(該当ページ)を紹介してくれます。
ここで紹介される内容、試験に出るので確認しておきましょう。(親切すぎませんか….!笑)
救急救命講習
2つの部屋に分かれての実施でした。テキストを参照しながらビデオを見て、補足説明を受け、実際にやってみる感じです。
心肺蘇生とAEDの使い方を実践します。
コロナ禍では人工呼吸は基本しない、屋内の場合換気をするなど、変更点もあるのでその辺りの指導もありました。
この講習時間内に修了証と修了証のコピーが配布され、コピーは防災士認証登録申請書と一緒に提出します。
各講演
大学生の頃を思い出すような講義でした。笑
いやー面白かったです。
2日目は、隣の人は講演聞かずにテキスト読んで試験対策していたのですが、もったいなさすぎる!!!笑と思うので試験勉強は家でやっていきましょう。笑笑
講習中、水分補給は自由にできます。
防災ビデオ
昼休みに上映されます。任意ですが多くの方が見ていたのではないでしょうか。
内容的には、1日目が消火器具の使い方や救助方法について、2日目が防災士誕生10周年の記念ビデオで防災士の活動等を紹介するものでした。
ちょっと古いビデオでした。笑
ハザードマップ・個人演習
本来であればグループワークでやるものですが、コロナ禍では個人ワークです。
地図に色を塗ったり、ポストイットに気づいたことを書いたりします。挙手制で発言もできます。
防災士資格取得試験
試験の時間までは防災士研修センターが運営を行いますが、試験の説明からは日本防災士機構が行います。
最初の10分程度で説明や試験問題の配布、氏名などの記入があります。
マークシートではなく、正解だと思う番号を書く形式です。
試験時間は50分ですが、正直そこまでかからないでしょう。
私は約15分で解答+見直しを終え、退出しました。
試験問題・内容
試験対策ブックでみた問題、2日目の朝の案内で見た問題、たくさん出ます。
見たことある問題or見たことなくても常識的に考えればわかる問題でした。
難易度は?試験対策は?
試験対策ブックをしっかりやれば、絶対合格できます。難易度的には「易」でしょう。
合格率は公表されていませんが、9割くらいはあるのではないでしょうか。(完全に予想です)
6問間違えても合格できますし、見たことある問題がほとんどです。
また非常にわかりやすい文章が多いです。
と言うのは「〜〜では全く被害がなかった」「〜〜は絶対にする」など誇張表現で不正解の選択肢がわかりやすいです。
試験対策としては「試験対策ブック」をやれば問題ありません。
私はそれだけでした。過去問などは販売されていませんが、試験対策ブックの練習問題や模擬試験が過去問と言っていいでしょう。
合否は2週間以内に郵送されるとのことでしたが、1週間できました。
全問正解で合格していたので良かったです。防災士の証明書?などは8月頭に来るそうです。(結構時間かかります…)
まとめ:【2024年】防災士 試験問題の内容・過去問は?難しい?研修・試験を受けてきました。体験レポート
実際に私が受けてみた防災士研修・試験の様子をレポートしました。
2日間がっつり講義があって、最後に試験なので疲れると思いますが、講義はかなり貴重な内容です。
寝ちゃったり、試験勉強の時間に当てるのはもったいので前日はしっかり寝ることをおすすめします!笑(学生の頃は講義ほとんど寝てたなぁ…)
充実した研修になりますように!そして試験合格しますように。
防災士と関連してですが、最近地震が多くて防災士という資格も取ったので、人気No.1の防災グッズを購入しました。
実際購入してみての学びもあったので、防災グッズお探しの方はぜひ合わせてご覧ください。
また、気象予報士も合格できたので、一発合格狙う方はぜひ合わせてご覧ください。
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