気象予報士試験当日の会場の様子を知りたい。
気象予報士試験初受験の方にとっては、試験会場がどんな様子なのかわからないので、余計緊張しますよね。
私もそうでした。(2021年1月第55回試験で初受験・合格)
また、実技試験で天気図を切り離すのか切り離さないか問題は、とても気になりますよね。笑
今回はそんな不安を少しでも解消すべく、試験会場がどんな様子だったかをご紹介します。
また、本番どんな文房具を使ったか、こちらは私のおすすめですが、紹介したいと思います。
【試験当日アドバイス】気象予報士試験におすすめの文房具・当日の持ち物は?会場の様子!
初めての気象予報士試験受験。
それはもう緊張しますよね。
私はTOEICや漢検、英検などの公開テストは受けたことありますが、それとはまた違った緊張感がありました。
今回レポートするのは、第55回気象予報士試験・東京会場です。
会場によって、異なることがあるかもしれませんが、参考までに。
また、感染症対策を行った上での実施なので、通常開催とは異なることもあると思います。
気象予報士試験 会場レポート
当日のスケジュールはこちら。
- 9:40〜10:40 一般知識
- 11:10〜12:10 専門知識
- 13:10〜14:25 実技1
- 15:55〜16:10 実技2
受験票には”10分前までに着席”とのアナウンスがありました。
私は集合時間のおよそ40分前、8:50に会場に到着。
すでに入場が始まっていました。
ビルの1階で受験票の確認、検温、アルコール消毒等が行われ、受験票に「検」のスタンプを押され、いざ試験を受ける部屋へ。
広ーい会議室で、よくある長い会議用のテーブルに2人ずつ着席する形でした。
私結構心配していたのですが、机は十分な大きさがありました。
実技試験で狭いと不便なんですよね…
ぼちぼちと人も集まってくるのですが、びっくりしたことに男性が多い…!
受験者数を見てもわかるのですが、男性が圧倒的に多いです。
つまり… 男性トイレ、並びます!
注意しましょう。
女性もトイレの数によりますが、並ぶこともあると思います。(男性ほどではないです)
試験開始10分前になると、試験官が注意事項を読み上げたり、解答用紙、問題用紙を配ります。
10分前の説明は、一般知識の試験前だけでなく、全ての試験開始前に行われます。
試験が始まると、本人確認のため試験官が回ってきます。
感染症対策でマスク必須のため、試験官が来たらマスクをおろして顔を見せなくてはいけないのですが、実技試験の最中はちょっと嫌でしたね…
ただでさえ時間ギリギリなのに確認に時間取られて(数秒ですが…)、しかも問題解くのを中断しなくてはいけないので、想定外のことでこれはちょっと焦りました。
試験開始前にやってくれたらいいんですけどね…
そして気象予報士試験、途中退席ができるのですが、私の部屋では一般・専門知識の試験に関しては途中退席している人はいませんでした。
ですが、実技試験の時はいました。(諦めたのかな…という印象でした)
当日の様子として、驚いた・想定外のこととしては
- 男性トイレが長蛇の列
- 試験中に本人確認がある
ということです。
知っておくだけで安心かと思います。
気象予報士試験 実技試験 切り離す?切り離さない?
試験当日のこととして、私は実技試験の天気図を切り離すか切り離さないかは結構悩みました。
問題を破って切り離す人もいれば、天気図を切り取り線でピリピリ1枚ずつ切り離す人もいます。
ネットではいろんな声があって、だからこそ悩みましたね。
そもそも、実技試験の試験問題がどんな感じで手元に来るのかがわからないのも不安でした。
天気図切り離すのは時間かかるから問題を切り離したいけど、それが容易にできる感じなのか、ドキドキのまま本番を迎えました。
最終的には、”問題切り離しでいこう”とは決めていました。
結果的には、予想した感じの問題冊子の作りで、問題は簡単に切り離せました。
こちら、破ってある部分が本来、ホチキスで止めてあったところです。
今ホチキスついているところは、後々自分で止めたものです。
こんな感じで問題と天気図はホチキスでまとめられていて、さらに天気図はホチキスより内側で切り取り線で切り離せる、という感じです。
印象としては、天気図を切り離している人が多かったです。
切り離す音がかなり聞こえました。
これは自分のやりやすい方法でいいと思います。
私は過去問演習の段階でいろいろ試し、問題だけ切り離す方法があっていたのでそれにしました。
(天気図並べたい時だけ、必要なものだけ切って並べる、というのはありました。)
天気図をピリピリしないで、最初からついているホチキスでまとめたままだと、こんな感じで天気図が見られます。
問題はクリップで2箇所止めて(もともとホチキスついていた位置)使いました。
この後紹介しますが、写真のように、折り畳む時に干渉しないクリップがおすすめです。
(ダブルクリップは邪魔になると思います)
気象予報士試験当日の持ち物・おすすめ文房具
さて、当日の持ち物をまとめていきます。
実際に私が持っていったものです。(財布・スマホなどはのぞきます)
- 受験票
- 筆記用具
- お昼ご飯
- チョコ
- 栄養ドリンク
- 好きな飲み物
- セロハンテープ
- 腕時計
- 直前確認ノート
受験票
これは絶対忘れないでください。
筆記用具
実際に私が使っていたものを紹介します。
勉強段階から使って、慣れておきました。
こちらが筆箱の中身です。
試験当日机に並べたものは
- シャーペン
- コンパス
- フリクション(オレンジ)
- 3色フリクション(中身はピンク・水色・グリーン)
- フリクション赤鉛筆
- フリクション黄色マーカー
- 定規×2
- 消しゴム×2
- シャーペン芯詰め替え
- クリップ×4
(超予備軍)
- 30cm定規
- 鉛筆×2
- シャーペン
- コンパス
- ルーペ
- 消しゴム
- 鉛筆削り
念には念をって感じでたくさん並べていました。笑
超予備軍はこちら。
色つきペンは全部フリクション。
消せるし、細いので細かくかけて便利でした。
天気図に印つけるのはもちろん、エマグラム描くときなんかは重宝してました。
フリクションのマーカーや赤鉛筆は逆に大きく印をつけたいとき。
ジェット気流とか、例えば湿潤域に色をつけたいときなんかに使っていました。
定規がなんでこんなにあるかというと…
基本的には短いの2本で足ります。
2本あるのはエマグラムで平行線を描くためです。
30cm定規も用意しているののは、大きいサイズでエマグラムが出てきたときようです。
短い定規でずらしながら使うとどうしても精度が下がってくるので長いのも用意していました。(過去問で経験した)
ルーペは買ってみたけど、過去問段階から使ったことありませんでした。
最後にクリップ!
実技試験の時に使うもので、私がおすすめしたいものです。
こちらの「スライドクリッパー」というものです。
使い方は超簡単。
挟んで、
押し込むだけ。
これ、本当に使いやすいです。
「ダブルクリップ」を使っている方が多いかと思うのですが、天気図をまとめてそのまま使おうとすると折り畳みがうまくいかなくないですか?
お昼ご飯・チョコ・栄養ドリンク・好きな飲み物
飲食物はとにかく好きなものを。
あと、結構疲れるのでエネルギーになるものを。
セロハンテープ
これ、インターネットで知ったのですが、受験票をテーブルに固定するためのものです。
落下を防ぎます。
机の上から何か落ちるとかなりストレスになるじゃないですか。
そういった不安をなくすために、役立ちます。
実際にやってみて、よかったです!
腕時計
試験会場にあると思わないでください。
あるところもあるかもしれませんが、私の会場はありませんでした。
時間が分からないと致命的なので、お忘れなきよう!
直前確認ノート
試験前、試験と試験の間の数十分で確認できるものを持っていきましょう。
私は試験数週間前から間違えた問題や覚えきれていないところをノートにまとめていたので、それを持ち込んで直前までみていました。
意外と直前みていたところが出た!なんてこともあるので、絶対持っていきましょう。
まとめ:【試験当日アドバイス】気象予報士試験におすすめの文房具・当日の持ち物は?会場の様子!
いかがでしたでしょうか。
試験当日は誰もが緊張するもの。
その緊張を少しでも和らげて、実力発揮できるといいですよね。
大事なのは、過去問演習の段階から本番を想定して問題を解くこと。
試験時間もそうですし(本番より少し短めに設定して練習)、筆記用具も本番と同じものを使いましょう。
そして、本番起きうることも想定しておくと(トイレが混む・試験中に本人確認があるなど)慌てなくて済みます。
どうか実力発揮できますように…!
コメント